太陽光発電
初めての太陽光発電②|自家消費を増やす方法と導入前に知っておきたいポイント
前のページでは、太陽光発電の仕組みと、今は「電気を売る」よりも「自分の家で使う」ことが大切な時代になっているという考え方をご紹介しました。
では次に気になるのは、
- 自家消費を増やすにはどうすればいいのか
- 自分の家は太陽光発電に向いているのか
- 導入する前に注意すべき点は何か
といった、より具体的な部分ではないでしょうか。
このページでは、太陽光発電を無理なく活かすための考え方と、導入前に知っておきたいポイントをできるだけ分かりやすく解説します。
太陽光発電が向いている家・向いていない家の考え方
太陽光発電は、誰にでも同じ効果が出る設備ではありません。
向き・不向きは家の条件によって決まってきます。
向いているケースが多い条件
- 戸建て住宅である
- 屋根にある程度の広さがある
- 日中、屋根に大きな影がかかりにくい
注意が必要なケース
- 周囲に高い建物や木が多い
- 屋根の形が複雑、またはかなり小さい
- 屋根の劣化が進んでいる
ただし、「南向きでないとダメ」「少しでも影があると無理」というわけではありません。
最近では、北向きの屋根にも設置できるパネルや屋根スペースが限られた住宅向けの高効率パネルも登場しています。
実際、設置するためには、屋根の向き・角度・影の時間帯などを総合的に見て判断します。
そのため、見た目だけで判断するのではなく、実際の屋根をもとに確認することが大切です。
自家消費を増やす方法①|電気の使い方を見直す

自家消費を増やすために、まず取り組みやすいのが電気の使い方の見直しです。
太陽光発電は、昼間に発電量が多くなります。
そのため、
- 洗濯や食洗機を昼間に使う
- エアコンを日中からゆるく運転する
- 発電量の多い時間に家電をまとめて使う
といった工夫だけでも、自家消費率を高めることが可能です。
大きな設備を追加しなくても、生活リズムを少し意識するだけで効果が出る点は、太陽光発電の取り入れやすいメリットの一つです。
自家消費を増やす方法②|蓄電池を組み合わせる

自家消費をさらに増やしたい場合に、選択肢としてよく挙げられるのが蓄電池です。
蓄電池があると、昼間に発電した電気をためておき、夜や発電しない時間帯に使うことができます。
これにより、
- 電力会社から電気を買う量が減る
- 電気代の削減効果が高まりやすい
- 停電時の備えになる
といったメリットが生まれます。
一方で、設置費用がかかるため、「どこまで自家消費を高めたいか」や「停電への備え」をどの程度重視するかを考慮して導入を検討することが大切です。
自家消費を増やす方法③|エコキュートで電気を「お湯」に変える

もう一つ、自家消費を増やす方法として注目されているのがエコキュートです。
エコキュートは、電気を使ってお湯をつくり、タンクにためておく給湯設備です。
一般的には、電気料金が安い深夜電力を使ってお湯を沸かす仕組みになっています。
一方で、近年は太陽光発電と連携できるタイプのエコキュートも登場しています。
これらは、昼間に発電した太陽光の電気を優先的に使ってお湯を沸かすことができ、自家消費を増やしやすいのが特徴です。
電気をそのままためるのではなく、「お湯」という形でエネルギーをためておけるため、夜や翌朝の生活にも活かすことができます。
- 給湯にかかる電気代を抑えやすい
- 太陽光の余剰電力を無駄にしにくい
- 蓄電池より導入しやすいケースもある
売らずに使うための選択肢として、エコキュートを組み合わせる家庭も増えています。
導入前に知っておきたい注意点

太陽光発電を検討する際に、事前に確認しておきたいポイントがあります。
初期費用はかかるが、長期的に考える設備
太陽光発電は、設置時にまとまった費用がかかる設備です。
そのため、「すぐに元が取れる」「短期間で儲かる」といったものではありません。
一方で、毎月の電気代を抑える効果を、長い期間にわたって積み重ねていく設備でもあります。
短期的な損得だけでなく、10年、20年と使い続けたときの家計への影響を考えることが大切です。
機器には寿命や交換のタイミングがある
太陽光パネルは長期間使える設備ですが、すべての機器が永久に使えるわけではありません。
特に、パワーコンディショナなどの機器は、経年劣化や故障により将来的に交換が必要になることがあります。
導入時には、保証内容や交換時の考え方についても、あらかじめ確認しておくと安心です。
設置後のサポート体制も確認しておく
太陽光発電は、設置して終わりではなく、その後も長く使い続ける設備です。
万が一の不具合や、使い方について相談したいときに、気軽に相談できる窓口があるかどうかは、安心して使うためのポイントになります。
設置後の点検やサポート体制についても、あらかじめ確認しておくと、導入後の不安を減らすことができます。
まとめ|まずは「自分の家の場合」を知ることから
太陽光発電は、設置すればどこでも同じ効果が出る設備ではありません。
屋根の条件や、
日中の電気の使い方、
将来的な機器交換やサポート体制など、
さまざまな要素が組み合わさって、
その家ごとの効果が決まります。
だからこそ大切なのは、「太陽光発電が良いか悪いか」を一般論で判断するのではなく、自分の家の場合、どうなるのかを具体的に知ることです。
発電量や自家消費の割合、電気代がどれくらい変わりそうかといった点は、実際の屋根条件や生活スタイルをもとにしたシミュレーションで確認することができます。
まずは数字を見て、無理のない使い方ができそうかを知ることが、後悔しない太陽光発電の第一歩です。
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