太陽光発電
初めての太陽光発電①|仕組みと、これからの太陽光発電の賢い使い方
「太陽光発電って昔は儲かったけど、今はもう意味ないでしょ?」
「ニュースではよく聞くけど、まだやる価値あるの?」
こうした疑問をお持ちの方は多いはずです。
以前は、太陽光発電は「電気を売って収益を得る設備」というイメージが主流でした。
しかし現在は、発電した電気をできるだけ自分の家で使うことが、経済的にも重要な考え方になっています。
このページでは、太陽光発電の仕組みと、今なぜ「自分で使う(自家消費)」ことが大切なのかをわかりやすく解説します。
続くページでは、自家消費量をより効率的に増やす方法を詳しくご案内します。
太陽光発電とは?
太陽光発電とは、太陽の光を電気に変えるシステムです。
住宅用では、屋根に設置したパネルで発電した電気を、まず自宅で使えるように変換し、必要に応じて家庭内で使います。
発電した電気は、
- まず自宅で使う
- 使い切れなかった分だけ電力会社に送る(売電)
という流れになります。
従来は「売電して稼ぐ」という考え方が中心でしたが、今は自分で使うことが価値の中心へと変わっています。
なぜそのような考え方に変わってきているかについては後ほど詳しく説明します。
太陽光発電の仕組み
太陽光で発電した電気の使い方の話に入る前に、簡単に太陽光発電の仕組みについて確認しましょう。
太陽光発電は、機械そのものは複雑に見えますが役割を分けて考えるとシンプルです。

- 太陽光パネルが光を受けて電気をつくる
- パワーコンディショナが家庭で使える電気に変える
- 家の中の電気(照明・家電)として使う
電気が足りないときは電力会社から買い、
発電が多すぎるときだけ余剰分が売電として取り扱われます。
このように、自家発電と電力会社の電気を自動で使い分ける仕組みになっています。
なぜ今、「自家消費」が大切なのか

太陽光発電のメリットとして、「電気を売って得をする」といった話を聞いたことがあるかもしれません。
実際、以前は売電価格が高く、発電した電気の多くを電力会社に売ることで、メリットを感じやすい時代がありました。
しかし現在は、状況が変わっています。
例えば、現在、家庭用太陽光発電の売電価格は、1kWhあたり15円ほどです。
一方で、電力会社から電気を買う価格は、1kWhあたりおおよそ30円前後です。
つまり、
- 電気を売る → 15円
- 電気を買う → 30円前後
という差が生まれています。
このため、発電した電気を売るよりも、その電気を自分の家で使って、30円の電気を買わずに済ませる方が、経済的な効果が大きいということなのです。
以前は、「自家消費3割・売電7割」といった使い方が一般的でしたが、今はこの考え方を見直し、売電ではなく、できるだけ自分で使うことが重要になっています。
自家消費を増やすことで、
- 電気代の削減効果が高まりやすい
- 電気料金の値上がりの影響を受けにくい
- 家計の見通しが立てやすくなる
といったメリットにつながります。
だからこそ今の太陽光発電は、「どれだけ売れるか」ではなく、「どれだけ自分の家で使えるか」を軸に考えることが大切なのです。
太陽光発電の基本メリット|自家消費を中心に

① 電気代の節約につながる
発電した電気を自宅で使うことで、電力会社から買う電気が減り、電気代を抑えやすくなります。
② 電気代の上昇を和らげる
電気料金が上昇しても、太陽光でまかなえる分は影響を受けにくく、長期的な生活コストの安定にもつながります。
③ 災害時の安心感が増す
太陽光発電は、停電時に発電した電気を使える仕組みがあります。
非常用電源としての役割も期待されます。
④ 売電は「余った分の補完」として活用できる
自家消費を優先したうえで余った電気は売電されます。
売電が主目的ではありませんが、無駄にならないという意味でプラスになります。
まとめ|これからの太陽光発電は「自家消費」がカギ
これからの太陽光発電では、売電で稼ぐ時代から、自宅で発電した電気をいかに使うかを重視する時代へと変わっています。
まずは、太陽光発電の仕組みや価値をしっかり理解し、自分の家で発電した電気をどれだけ使えるかを考えることが重要です。
次のページでは、自家消費を増やすための方法や、蓄電池・エコキュートの活用について詳しくご紹介しています。
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